ハースストーン Tips

A Note on the Hearth

ハースストーンプレイヤーの備忘録

コントロールウォリアーガイド-VSウォリアー-

ウォリアー戦は、全リソースを総動員して戦いますが、除去札が腐りやすく思うようにハンドを減らせないためカードの切り方が難しい上に、発見産のカードが主なダメージ源となるために、運要素の強いゲームになりがちだと感じます。

しかし、序盤から地道に築いてきたアドバンテージ差も馬鹿にはできないため、デッキ外リソースに頼り切るのではなく丁寧にプレイしていくことが大切です。

このマッチは、ブームのヒーローパワーを押した回数だけアドバンテージが広がっていくと言っても過言ではないため、なんとしてでも最速ブーム変身を狙いたいです。

 

stelmosfire.hateblo.jp

使用するリストはこちらに掲載したものを前提にしています。

 

マリガンでキープしたいカード

 

狂気の天才・ドクターブーム

上述の通り、最速変身してヒーローパワーの試行回数を増やすことで莫大なアドバンテージを生み出したいためです。

現在ウォリアーは守りのデッキタイプが多く、攻め札が少ないため序盤の盤面はさほどゲーム展開に影響を及ぼさないので、低コストカードであっても返して全力でブームを探しに行きます。

 

文書管理官エリシアーナ

ウォリアーミラーではこのカードがキーとなるためキープします。

銀行家を絡めてリソース補充とともにファティーグを回避する、埋められた爆弾を処理するために使います。

相手のヤジロボ(発見産も含む)から直接抜かれる、侍祭を抜かれオーバードローさせられた結果燃えてしまうなど、山札にあること自体がリスクとなるので、なるべく手札においておきたいカードです。

また、銀行家を抜かれると山札を間接的に10枚処理されてしまうことになるため、エリシアーナをキープできているときは、合わせて銀行家もキープできます。しかし、バウンスカードまでキープするとハンドがかなり圧迫されてしまうので、一考の余地ありです。

 

 大まかな試合展開

 

VSコントロールウォリアー…五分

 

序盤のボードの取り合いはさほど重要ではなく、ブームに変身してからゲームが始まります。

急襲のついたメカ、ヒーローパワーで盤面をいなしつつ、必要なカードを引ききったタイミングでエリシアーナをプレイします。

エリシアーナプレイ後は更なるバリュー勝負になるので、とにかく大きいミニオンやメカを選択しておきたいです。

 

以下留意点を並べます。

 

 オメガ・アセンブリは10マナたまっている段階でのみ使います。ハンドが8枚の時は、トップが溢れる事を防ぐため残りマナが3マナ以下の場合は開かずに温存しておきます。切る際は、先ドロー同様ハンドが8枚になった段階ですぐ切りましょう。

 

単体除去札のパワーは止めの一撃<シールドスラムです。ミラーではお互いに相手の装甲を削るための攻め札がなく、シールドスラムは1マナ確定除去という感覚で使えるためです。どちらを切るか悩むような状況では、より条件の厳しい止めの一撃から切ります。

 

エリシアーナが加わったことでセオリーが変わっていそうですが、以前ウォリコンのミラーマッチではドロー行為がタブーとされていました。ファティーグ戦になることが確定していたため、ファティーグダメージでハンデを背負うことになっていたからです。

現在のリストでは、シールドブロックは無条件に切ってしまって構わないと思います。良くも悪くも1ドロー確定であり、ファティーグが進むよりも、抱えた結果ハンドを圧迫されるデメリットの方が大きく感じます。

侍祭、ハリソンは任意にドロー数を調整できるため、シールドブロックより柔軟に使うことができます。基本的にはドローしない方向で、侍祭は乱闘と一緒に切りますが、ブームが引けていない場合は引きに行く目的で、オーバードローに細心の注意を払いながらプレイします。

 

このゲームの性質上、後攻の方がハンドが溢れやすいです。対戦相手が使えるカードが無く困っている様子であれば、こちらもミニオンを展開せずターンを回しましょう。除去札を腐らせることで相手に不本意なカードの切り方をさせることができ、ゲーム展開の主導権を握れることがあります。

 

ブームのヒーローパワーは、メカ発見、7アーマーの時は必ず押したいです。ザ・ブームリーヴァー等、ヒーローパワーを押せない動きは他のヒーローパワーの時に回したいです。

 

発見産のメックトゥーンで勝ちに来る場合もあるため、解答は用意しておきたいです。具体的には、除去札+鉄嘴のフクロウor時計仕掛けのゴブリン(発見産)です。

otkパーツが無く、素出しで通してくるのでこれらで十分返せます。

 

VS爆弾ウォリアー…微不利

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参考リスト

爆弾で30点以上のダメージが確定している上に、爆発王ブームからのダメージもかなり大きく、削りきられる可能性が十分あるマッチです。型が判別できた段階でライフを守る方針にシフトしましょう。

対ウォリコンと違い、ドローはどんどん進めて大丈夫です。

最近の流行はアザリナ型で、エリシアーナ型だったとしてもバウンスまで入っている事はまれなので、ブームを引いている、かつファティーグダメージで負けなさそうなときは、デッキ内の爆弾を消す目的でエリシアーナをプレイできます。

 

VSメックトゥーンウォリアー…不利

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参考リスト

相手のドローの速さ、除去の切り方の雑さで判別します。

分かった段階でこちらもドローを進めていき、妨害パーツをそろえに行きます。

妨害の手順は、相手のハンドでコンボが完成した段階を見計らって妨害工作員をプレイし、コンボパーツのスペルを落とします。これでコンボを崩された相手が素出しメックトゥーンを通そうとしてきたところにフクロウor時計仕掛けのゴブリン(発見産)からの除去で阻止します。

1番やりやすいのは、電設ロボ1枚でメックトゥーンを9マナにし、シールドスラムで割ってくる型です。

ブームシップ型だと、落としたパーツによっては強引にotkを決められる可能性が残ってしまいます。

1番厳しいのが電設ロボを使い回して7マナメックトゥーン+ヴードゥー人形+内なる怒りを使ってくる型です。コンボパーツが多いため、ヤジロボを絡めて2~3個パーツを落としても平気でリカバーされてしまいます。