ハースストーン Tips

A Note on the Hearth

ハースストーンプレイヤーの備忘録

ちょっと一息 =pinkie=

ハースストーンは、リリースされてから5年が経過しており、成熟期へ突入しているように思います。代わり映えのしない環境に辟易としているプレイヤーもいるのではないでしょうか。

そんなハースストーンの息抜きに、良質な音楽をおすすめしたいと思います。

 

 今回紹介する楽曲を作っているのは、BUMP OF CHICKENというバンドです。

 

幼なじみ4人組から成るこのバンドはとても仲がよく、その様子は毎週日曜深夜に放送されている彼らのラジオ番組からうかがい知れます。

その仲のよさは楽曲演奏にも遺憾なく反映されており、それぞれを引き立て合うように、息ぴったりの演奏が繰り広げられます。

そしてこのバンドの曲の真骨頂は、ボーカル藤原基央さんの書く詞です。

物語調で、鮮やかに目に浮かぶような情景描写が淡々と綴られているかと思えば、その端々にメタファーがちりばめられ、聴き手によって百人百様の解釈ができるほどの懐の深さを持ち合わせています。人の心を見透かしたような鋭い一節も、このバンドの曲の持ち味です。

 

そんなBUMP OF CHICKENの楽曲の中から私が紹介したいのは、『pinkie』という曲です。

桜をモチーフとしているというこの曲は、広大な草原を連想させるような、壮大なストリングスの演奏から始まります。

曲調や歌詞が全体を通してはかない雰囲気を醸し出しているのは、それをもって散りゆく桜のはかなさを表現しているのでしょうか。

桜がテーマだというのに、曲中には「桜」という詞が一度しか出てこず、しかもそれは実体としての桜ではなく何かのメタファーなんだそうです。とてもBUMP OF CHICKENらしい表現方法です。

 歌詞には、未来、今、過去の「私」「あなた」「僕」といった表現が度々登場します。これらの代名詞は、一体何人の人物をさしているのでしょうか。

時間軸の異なる一人の人物、「自分」と「あなた」の二人の人物、はたまた…。

 

 

このように、『pinkie』は語るに尽きない楽曲です。なかなか思うように結果のでないラダーに疲れたときは、この曲を聴いてその世界観に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみにこの曲の難点は、シングル曲のカップリングなので音源の入手が困難であること、あまりに難解なのできちんと解釈しようとするとかなりの労力を消費してしまうことです。