ハースストーン Tips

A Note on the Hearth

ハースストーンプレイヤーの備忘録

11/6 イベント戦 スタンBo1

初めに、前の記事の続きを書いておく。

 

 

前回の記事では、レアカードを必要枚数集めるのが大変だから、ゴールドを増やすついでにレアカードも貰えるイベント戦はお得なモードだということを書いた。

 

しかし、もちろんただ入場するだけで得をするわけではない。3敗するまでに一定の勝利数を稼ぐ必要がある。ゴールドだけで見れば、4勝で±0、5勝以上で+となる。レアカードが確定で貰えるのは5勝からだ。

5勝以上という数字を見ると、かなり難易度が高いように思えるが、そんなこともない。

例えばランク戦のような、分かりやすいメタをしている環境とは異なり、イベント戦では明らかに特殊な環境が形成されている。一定以上のパフォーマンスを発揮できるデッキを持ち込めば、十分勝ち越しを見込めるようになっている。

 

一説では、自分の握るデッキ毎にマッチングプールが操作されているというものがある。デッキのアーキタイプを参照する説と、デッキ採用カードのレアリティを参照する説を聞いたことがある。

 

例えば、アグロデッキでコントロールデッキを相手にすると、敗因を相手が都合よくカードを引いたからだと感じることがあるだろう。私は、これはコントロールデッキ側のデッキ構造の欠陥ではなく、アグロ側の速度がそう感じさせているように思っている。

コントロール側は、受けの戦術の性質上、相手の攻めに対して的確な解答札を持っていなければならない。よって必要なカードを常に持ってこられるよう、ドローソースを多めに用意するのが一般的だ。

ところが、多くのアグロデッキは解答を引かれてしまえばいなされて終わるため、除去を食らってから立て直すのではなく、引かれる前に倒しきる戦術をとる。ドローさせる隙を与えず、都合よく解決させているのはアグロデッキ側なのだ。

このようなマッチは、お互いにとって印象のよくないゲームとなる。アグロ側はただ解答を上から引かれただけ、コントロール側は態勢を整える間もなく押しつけられるだけといった感じに。

このように相性の悪いことが顕著なマッチを恣意的に避けるためのシステムが導入されているのかもしれない。デッキ内カードのレアリティも、カードパワー差のみで勝負が決してしまうことを避けるために参照されるステータスだろう。

裏付けは、握るデッキを変えることで対戦相手のデッキも様変わりすることから得られるらしい。

 

私の見解は上とは異なり、私たちと同じように資産集めに勤しむようなプレイヤーが多いことで、高価なデッキが少なくなっているのではないかと思っている。

Tier上位デッキは、ディミーアローグが最も見かける頻度が高い。強さの割に比較的安価なデッキだ。

あとは、最上位デッキにいまいち勝ち切れなさそうなロマンデッキもいる。ボロスサイクリングなんかは、環境の速度についていけないのではないかと思う。ランク戦でいまいち振るわないデッキが他のモードに流れてくるのかもしれない。

これは、私がひたすら赤単で潜り続けて得た見識なので、この先デッキを握り替えた際に環境の変化を感じたら、上の説が正しい可能性が高くなる。今後気づきがあれば随時記録していきたい。

 

このような形で、原因は曖昧だがイベント戦環境はTier上位デッキであれば決して勝ちづらくはないというのが結論だ。資産を稼ぐ意欲があれば、勝ち残り戦に尻込みせず気軽にチャレンジしてほしい。

 

デッキ

以前と同じ赤単

 

戦績

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5勝3敗

1勝3敗

6勝3敗

7勝0敗

 

本日増減

+600ゴールド,レア5枚

通算増減

+900 ゴールド,レア7枚

 

体感エスパーヨーリオンが多かった。

目標量のゴールドが貯まり、クイックドラフトを経てマスタリーパスを購入することができた。

これで新弾まで余裕ができたので、冒険祭など期間限定イベントには参加しつつ貯蓄期間に入りたい。