17Lands コレクションステータス
ついにMTGAのトラッカーツール17Landsを導入した。過負荷でPCの動作に影響しないかが懸念点だったのだが、それよりもデータを見たい欲求が勝ってしまった。
まだゲームを起動していないが、トラッカーはブラウザで開くタイプで今のところ負荷は感じていない。
ドラフトの記録はこれから蓄積していくことだろうと思うが、今回記事にしたいのはコレクションの進捗表示機能についてだ。MTGAのアカウントデータにアクセスしたついでに表示してくれているのだと思う。リミテッドはしばしばカードを割安で手に入れるため、つまりコレクション収集目的でプレイされるので、リミテッドとコレクション進捗は親和性の高いトピックだと思う。私もレアカード収集目的でプレイしていたイベント戦モードをいつ脱却すればいいか思いあぐねていたため、このステータスを参考に時期を見計らいたい。
進捗
ゼンディカー
現スタンの拡張の中で最も収集率が高い。それもそのはず、この拡張は私がこのゲームを始めてから最初にリリースされた拡張なのだ。
リリース日付近では、特別参加報酬付きのシールドやドラフトが開催され、私はそれらに自然と参加する流れになった。その上、この拡張のリミテッドは非常に面白く、収集目的度外視で参加することも多々あった。その結果否が応でもカードが集まっていく形となった。
これからリリースされる拡張は、このようにリリース記念イベントとマスタリーパスで集まりやすい状態が用意されていると思う。そのため、ドラフトで参加するのは収集率の低い過去の拡張に絞るのが効率的だろう。
M21
2番目に収集率がいい。
M21は始めたときに最新弾であった拡張で、マスタリーパスの購入が間に合っている。加えて、リミテッドの環境も悪くないと感じていたことからそこそこ回していた。これらが実った結果が出ている。
ウギンを始め、まだ使いたいカードが未収集の状態だが、次回のローテーションで落ちることを見据えると深追いしすぎない方がいいのかもしれない。ワイルドカードでの補填に切り替えるべきタイミングが難しい。
イコリア
現スタンの拡張の中で最も収集率が悪い。
聞いた話によれば、この拡張はサイクリングや変容を軸に戦うデッキを使わない限り無理に集める必要はないらしい。カードプールを見た感じ自分でもそのような印象を受けた。
トライオームやサメ台風といった優秀なカードはちらつくが、ワイルドカードで集めるので十分だろう。
テーロス
この弾もドラフトをそこそこやった覚えがある。
特に目立ったカードはないのだが、夢さらいや空の粉砕など、アゾリウスコントロールをやりたかったときに必要なカードが集まっていたため、それらをピンポイントで狙いながら回していた。エンチャントが多い環境で、トリッキーな動きを学ぶのにちょうどよかったような気がする。
エルドレイン
マスタリーなしで最も集めている拡張のようだ。それもそのはず、この拡張はグルールを始め多くのデッキに採用される汎用性を持つ出来事カードが生まれた弾なのだ。義賊や厚かましい借り手など神話レアの質も高く、集めて損はないカードばかりのパックだ。
進んでドラフトに参加するようにしていたが、個人的には苦手な環境だったように感じる。クイックドラフトでは白のカードが評価されておらず、強いカードが流れてきやすい。赤や黒と合わせて騎士デッキを作るのが分かりやすい攻略法になる。
雑感
思っていたより集まっていた、というのが第一印象だ。昔の弾についてはもう無理に集める必要はないかもしれない。
私が最も興味があったレアの収集率は、予想よりは少なかった。どの拡張もアンコモンの収集率が高いことを見るに、イベント戦に参加した成果はきちんと反映されていると思う。しかし、全体で50%に満たないくらいのレア収集率を見ると、最近頻発しているイベント戦のレア報酬がジェムに変換される現象にいささか納得がいかない。イベント戦はゴールドが増える点も美味しいためまだしばらくは回すつもりだが、あまりにも被りが頻発してきた際には、トラッカーの数値を参考にやめることを考えたい。