ハースストーン Tips

A Note on the Hearth

ハースストーンプレイヤーの備忘録

雑記

謎のゲーム Magic Spellslingers

先日、Magic: The GatheringのIPを使用した新DCG、Magic Spellslingersのリリース情報をSNSにて得た。公式からのプロモーションが全く目に入らずなんとなく怪しさを覚えたが、Hearthstoneライクな新DCGらしい。MTGのデジタル化は既にMOとMTGAによって済んで…

第2回モダン杯 出場レポート

シニカケさん考案のモダン杯にお誘い頂き、参加してきた。カードプールが仁義なきガジェッツァン以前+コア・レガシーに指定された3H1Bコンクエスト形式のミニ大会だ。 当日はこちらのチャンネルで大会の模様が配信された。シニカケさんと三浦烏龍茶さんが実…

大会

私がハースストーンを始めてから今年で6年目になります。スタンラダーを主な活動拠点として、折に触れ別のモードも一通り遊んできましたが、さすがにマンネリしてきた感じを否めません。もちろん、カードゲームなのですぐに環境が変わるため、極め続けること…

2/11 ハースストーン甲子園

kaoruさん主催のスタンダードフォーマットのチーム戦大会、ハースストーン甲子園に参加した。 チーム戦による大会の参加は3度目だが、今回は同じ出身地のメンバーとともに戦うことができ、いつになく楽しめた。勢いに乗って優勝までたどり着いてしまった。 …

ワイルド勢とスタンに参入してみて

12/18、第2回フェル学杯という大会が開催された。この大会は、3人でチームを組み、それぞれ1デッキ用意してBo3を行うというルールの特殊な大会だ。大会中は通話も許可されているため、プレイを話し合ったり、展開の一喜一憂をチームメイトと共有したりと、個…

デモコン理論、及びその応用

カードゲームには、ゲームの理解を促してくれる理論がある。 例えばマナカーブ理論だ。少ないドロー枚数で手札に引き込んでいる必要があるため、早いターンでプレイしたい低マナのカードは多めに採用すべき。対してゲーム後半でプレイしたい重いカードは、序…

ネガキャン

私は、ネガキャンじみた愚痴に関して恐らくひどく狭量だ。折に触れて公言してもいる。そのせいで、周囲とのネガキャンの認識の差違によって話が噛み合わなくなることが出てきた。 ここで私のネガキャンに対する認識を明らかにしておくことで、理解をすり合わ…

11/7 ワイルドアレク杯

Henryさんによる毎週開催のスタンダード大会『アレク杯』のワイルド版が初開催された。HenryさんとWelcome Wildさん共催だそうだ。 面白そうだったので参加してみたのだが、私の使用したデッキが予想外の躍進を見せ、なんと優勝することができた。今回はその…

カードゲームが「上手い」

勉学において成績優秀な人を褒めるとき、どのような言葉を使うだろうか。 「彼は勉強ができる」といった言葉で賞賛することがほとんどだろう。 学校での勉強は、多くが知識を蓄えるものであり、試験はその知識が身についているかを確認するものである。思考…

ワイルド 魔法学院スクロマンス キングスベインローグ

2020/8,9、両月ともキングスベインローグでレジェンドヒットした。 このデッキは、艦載砲と各種海賊で盤面からの打点を出し、残りを武器で削りきるというコンセプトを持ったデッキだ。資産がなかったため、安いこのデッキを選び触ってみたのだが、思った以上…

レノクエストメイジ ゼフリス学

レノクエストメイジのマリガンにおいて、基本的にハイランダーカードは全てキープを一考する価値があると思っています。これらを使うためにデッキ構築をハイランダーに縛っているのであって、使わずとも勝てるのであればわざわざハイランダーにする必要はな…

ハイランダーデッキ

ハイランダーデッキとは、同名カードを2枚以上入れずに全てピン挿しすることによって構成されたデッキのことです。 ハースストーンでは、レノ・ジャクソンを初めとして、ハイランダーデッキ(厳密には山札に重複するカードがない状態)であることを条件に能力…

闘技場のモチベーション

闘技場を始める動機は、多くの場合資産を稼ぐことかと思います。3勝するだけでショップでパックを購入するのと同等、それ以上勝てば元を取れるといわれる闘技場は、勝つことのできるプレイヤーにとっては有用な資産稼ぎの場となります。 しかし、ハーススト…

HSタッグマッチ2感想

じるにとらさん主催のHSタッグマッチ2という大会に参加させて頂いた。 タッグマッチというのは、スタンダード、ワイルド、バトルグラウンド担当の3人でタッグを組み、3人一組で戦うという趣旨。 楽しかった大会なだけに、時間とともに忘れてしまうのはもった…

ガラクロンドの目覚め レノクエストメイジ

2020/3、ワイルドランク15からレジェンド到達までレノクエストメイジを使用した。その使用感を書き留めておきたいと思う。 デッキリスト メモ 戦績 秘策メイジ…有利 サイクロンメイジ…不利 偶数シャーマン…有利 キューブロック…微有利 メックトゥーンロック……

トップデッキ

トップデッキとは、文字通り山札の一番上のカードのことを指します。転じてカードゲームでは、ピンチの状況を覆しうるカードをターン始めの1ドローで引くことを意味する用語として広く使われるようになりました。今引き、神引きといった言葉も同義語、類義語…

ソフトトーント

ミニオンの中には、特殊な効果を備えていて、「挑発」能力を持っているわけではないのに除去を強要させられるミニオンがいます。このようなミニオンは俗に「ソフトトーント」と呼ばれます。終末予言者、マナの潮のトーテム、猟犬使いショーなどが一例として…

ワイルド所感

ランク戦におけるワイルドフォーマットは、今までの拡張全てのカードを使う事ができる、カードプールが莫大なモードです。各拡張のカードパワーが高いもののみを抽出してデッキを組むことができるため、デッキの完成度が非常に高く、デッキパワーはスタンダ…

手なり / 長考

カードゲームは基本的にターン制で、それぞれのプレイヤーには持ち時間が与えられます。 時間のかかり方は、プレイヤー、使用デッキ、局面によって様々です。しかし、持ち時間の使い方について概して言われることがあります。熟練プレイヤーからのアドバイス…

突撃!探検同盟 ナーフ所感

playhearthstone.com 少し前から、運営がナーフについての発表を匂わせていたようですが、ついにその全貌が公開されました。普段はナーフに関して悲しく感じることが多いのですが、今回に関しては非常にポジティブな感想を持つことができました。せっかくな…

闘技場4500勝までの軌跡

以前から闘技場に関する日記記事を書きたいと思っていたが、機会を逸してしまっていた。 このブログには備忘録と銘打ちながら、今までの記事の内容を攻略めいたものにしていたこともあり、この記事で初めて備忘録らしいブログの使い方をしてみたいと思う。 …

初めて握ったデッキ

私はこのゲームを始めてだいぶ経ちますが、初期の頃使っていたデッキのことは未だに覚えています。それだけ作成も実践も試行錯誤していたのだろうと思います。 この記事では私がゲームを始めた頃使っていたデッキについて振り返りながら触れていきたいと思い…

ミルデッキ

他のHSプレイヤーのブログを巡っていると、当時開発したデッキやレジェンドに到達したデッキ等を感想とともにまとめたような記事が散見され、とても楽しく読ませてもらっています。 私も常々書いてみたいと思っていたのですが、今は特筆するようなデッキを持…

挑発ミニオンのフェイス or トレード

ミニオンで相手フェイスを詰めるのか、相手ミニオンとトレードして盤面を作るのかという選択は非常に悩ましく、どちらを選んでも裏目がある事が多いので、リスクの低そうな方を選ぶといった方法でしか行動を決定できません。 しかし、挑発能力を持ったミニオ…

所感

私は、アグロ、ミッドレンジ、コントロールの3タイプにデッキを大別した時、ミッドレンジデッキが一番好きですし手になじむデッキだと思っています。 一般的に、ミッドレンジはアグロに強く、コントロールに弱いという特徴を持つデッキタイプのようです。 し…

ランク戦 / 闘技場

私は、時々ハースストーンのライブ配信をしています。始めた頃は闘技場配信がメインでしたが、しばらくしてから気分でランク戦の配信もするようになりました。 闘技場配信からランク戦配信に切り替えた頃、闘技場のプレイを見に来てくれた視聴者の方から、「…

ゲーム遍歴

数多くのゲームをプレイした経験のある人ほど、新規のゲームを始める際に飲み込みが早いということがしばしばあります。これは、ゲームには進行する上でいくつかのセオリーがあり、異なるゲームであってもそれぞれ応用の利く部分があるためだと思っています…

負け筋のケア

海外有名プレイヤーThijsのプレイ録画から、ある1戦を紹介したいと思います。 Thijsの使用デッキはホーリーラスパラディン、対戦相手の使用デッキはミッドレンジハンターです。 相手のデッキリストの詳細は分かりませんが、動画内での使用カードからおそらく…

ランク戦の勝ち方

私は、毎月レジェンドランクに到達することを目標にランク戦を回しています。 つまり、ランク4あたりから月に20回とちょっと勝ち越すことを目指していることになります。 勝率50%がボーダーラインとなる対戦ゲームでこれだけ勝ち越すというのは大変なことで…

ドローとサーチ

ドローは、山札の上から順にカードを引いていきます。 対して、サーチは条件に合うカードを山札の中から探して手札に加えます。 これらは、山札から手札にカードを加えるという点では同様の効果ですが、厳密に言えば異なる効果であることはお分かりのことか…