ハースストーン Tips

A Note on the Hearth

ハースストーンプレイヤーの備忘録

コントロールウォリアーガイド-初めに-

今シーズンのコントロールウォリアーが楽しくて無限に回した結果、200位あたりをうろうろするくらいに安定して回せるようになってきたので、自分なりのセオリーをガイドとしてまとめてみたいと思っています。ただ、膨大な情報量をアウトプットしきる前に断念してしまいそうな予感もするので、せめてウォリコンの魅力だけでも書き出せたらと思い、それをガイドのイントロとしたいと考えています。

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私が回しているリスト

 

ウォリコンの長所

・勝ち筋が明快

ハースストーンでは、主な勝ち方として、相手のライフを削りきる、相手のカードを全て受けきる、この2パターンがあります。ある2つのデッキが対峙した場合、早いほうがライフを削りきることを狙い、遅い方がそれを妨害し受けに回るというゲーム展開になります。同速であった場合は先攻、後攻が攻め、受けを決める要因になります。

この攻め、受けを意識せず漠然とプレイする、もしくは攻め、受けが入れ替わるタイミングを見誤ると、相手にライフを削りきられてしまったり、リソースが足りなくなり捌ききれなくなってしまいます。

ウォリコンの速度は、今環境で最も遅いレベルです。同時に、トップクラスのリソース補給量を備えています。ですから、どのデッキと当たった際もプランを変えることなく受けきる前提でゲームを進めることができます。フェイスorトレードの選択肢にほとんど困らない分、思考時間を他の部分に回すことができます。

 

・ポピュラーデッキに対して有利

現在使用率の最も高いデッキはテンポローグです。このテンポローグに対して有利であるというのがウォリコンの強みです。上のリストだと、トークドルイド、ハンドメイジにも有利がついています。

最も厳しいのがメックハンターを始めとするハンターのデッキですが、プレイング及びお互いの回り方次第では勝ちを狙えるマッチです。

前シーズンの奇数ウォリvsシャダシャーマン/クエストローグのような絶望的なマッチングがないのが精神衛生上とてもいいです。

 

ウォリコンの短所

・時間がかかる

受けきる戦い方の性質上、お互いのコンシードが主な勝敗の決し方になります。このコンシードのタイミングは、各プレイヤーのゲームに対する理解度に依存します。勝ち筋が無くなった時点でコンシードを選択するには相当な習熟度を要するため、実質勝敗が決まったタイミングより長くゲームが続くことが多いです。

 

・環境デッキを把握しておく必要がある

ウォリコンに限らず、どのデッキを回す際にも必要なことですが、コントロールデッキにおいては特に重要なことです。リソースが豊富にあるとはいえ無限ではないため、効率の悪いカードの切り方を続けていては足りなくなってしまいます。ある程度融通は利きますが、相手の特定のカードに特定の除去を当てないといけない(ローグのエドウィンに止めの一撃を当てないといけない)ということが決まっているため、効果的に除去札を切るために、環境デッキの流行している型を覚えておかなければなりません。

 

・ミラーが引き分け必至

ハースストーンは、先攻のプレイヤーが45ターン目を迎えた時点で引き分けになるシステムになっているようです。現在主流のウォリコンはエリシアーナに加え、これを再利用するための若き酒造大師もしくは悪意の銀行家が搭載されています。このカードのせいで、劣勢側は延命するだけでゲームを引き分けで終わらせてしまうことができます。対抗手段としてヤジロボでエリシアーナ/バウンスカードを抜く、もしくは発見産メックトゥーンを使って特殊勝利を狙う方法がありますが、どちらも運要素が強くプランとして現実的ではありません。

 

 

ぱっと浮かんだウォリコンの特徴は以上です。ウォリコンは毎ターン選択肢が用意されていて、プレイングに各プレイヤーの色が出やすいデッキだと感じます。回してみるととても面白いデッキですので、興味がある方はぜひデッキのレパートリーに加えてみてください。